カタビロクサビウンカ Issus harimensis Matsumura, 1913
成虫(画像をクリックすると拡大表示ができます。)
  
撮影場所: 山口県山口市鋳銭寺

撮影日 : 平成16年 5月 20日

 ピンぼけ画像を撮影して2年目。チャンスはいきなり到来した。夕刻のトンボ調査もそろそろ終わろうとしていた矢先、ふと足もとの草地を見ると、私の視線を避けるかのように小さな物体が茎の裏に回り込んだ。その動きを不審に思い、茎の裏を覗き込んで見ると、なんとカタビロクサビウンカだった。夕暮れ時で、光量も少なく撮影には苦労したが、やっとの思いで逃げまどうカタビロクサビウンカをカメラに収めることができた。マルウンカの仲間とあって、顔の様子はとてもよく似ている。ペッタンコでのっぺりしていて、とても愛嬌のある顔だ。

撮影場所: 山口県阿武郡阿東町十種ヶ峰

撮影日 : 平成14年 6月 8日

 生きている本種にであったのは、実は、初めてだ。薄暗いスギ林のスギの幹上を歩いていた。採るべきか、先に撮るべきか、とても悩んだ。早く採りたくてたまらない心を抑えながら撮った。ウンカの仲間だけに、ファインダーを覗いているうちに、ピョンと跳ねられては見失ってしまう。いままでに、こういう経験を何度となくしてきた。こんなときに限って、被写体はじっとしていてくれないものである。幹上を止まることなく歩き続けるのを、必至に追って、やっと撮ったのこの画像である。やはりピンぼけだった。しかし、一応ネットには収まったので、次に出会ったときには、落ち着いてじっくり撮りたいものだと思っている。