トゲサシガメ Polididus
armatissimus Stal, 1859
成虫(画像をクリックすると拡大表示ができます。)
撮影日 : 平成14年 9月 8日
8月上旬だったか。住まいの近所の休耕田に採集にでかけたとき、久しぶりにトゲサシガメの幼虫に出会った。8個体採集して持って返ったが、8月中旬からの多忙スケジュールで、飼育することが不可能になり、成虫にまですることができなかった。もう、この時期には成虫になっているだろうと思って出かけたら、やっぱりいた。だいぶ粘った割に、2個体しか採集できなかったのが残念だった。なんと言っても、この色。枯れ草に似ていて、草の根際にいる本種は大変見つけにくい。その上、動きが緩慢なせいもあって、見つけだすのをさらに困難にしている。同所では、セスジアシナガサシガメやクロアシナガサシガメ(これはまだ山口県未記録なので、画像掲載は先送りです)そして、このHPに記録していないユミアシサシガメの仲間も得られた(これも山口県未記録)。
それにしても、このトゲサシガメ、いつ見ても不思議な形をしているなぁ〜。
撮影日 : 平成12年 8月 16日
なんとも奇妙なサシガメである。全身がサボテンというか剣山というか・・・このたくさんの棘はいったい何に役立っているのだろうか・・・?とつくづく考えてしまう。山口県では阿知須干拓をはじめ少数であるが本種が記録されている。しかし、いまでは阿知須干拓も埋め立てられ、壊滅的なダメージを負ってしまった。阿知須干拓ではもう本種の姿をみることがかなり難しいであろう。貴重で面白いカメムシであるだけに、とても残念なことである。